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「御」の字

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写真は入会してまだ二か月の新人N・Kさんの作品。画数が多くて難しい課題なのにとても形良く上手に書けました。

 

「御」この字はのし袋に必ず登場する文字ですが、上手に書くポイントがいくつかあります。

 

まず「彳」ぎょうにんべん

2つある左払いの角度を平行に並べて書きたくなりがちですが、上の払いを平ら気味に短く、下の払いを45度くらいの角度で長めに書くときれいです。

 

それから「卩」ふしづくり

この部首を写真のように少し下げて書き、最後の縦画を少し長めにじっくり引くと伸びやかになります。

 

あとは「彳」と「卩」に挟まれた真ん中の部分

横画4本と縦画2本もあり狭いスペースで大変ですが、横画の間隔を揃えてやや右上がり書くと締まって整った形になります。

 

しかしながらポイントを頭では理解できていても、いざ筆で書くとなるとなかなか思い通りにはいかないもの。

N・Kさんはもともと感覚がいい上にとっても頑張り屋さん、練習の様子も集中して真剣。書かれた文字も気持ちが反映しているのか線がきりっとしていますね。




ゆったり楽しくしっかり基礎から 書道教室 金の筆銀の筆

平仮名の字源

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毎日さりげなく書いている平仮名ですが、いろは48文字のひとつひとつに元になった漢字(字源)があります。
「い」は「以」 「ろ」は「呂」 「は」は「波」 「に」は「仁」 「ほ」は「保」…。

写真は、いつも笑顔で楽しいグループクラスのN・Yさんの作品。
「波」と「保」をそれぞれ楷書、行書、草書、平仮名に書き分けています。

これを見ると「波」と「保」それぞれの漢字の草書体から「は」と「ほ」という平仮名が出来たのがよくわかります。

「は」と「ほ」は平仮名の形は良く似ていますが、元となった漢字の形は全く似ていませんね。
最後のくるっと丸めた部分、書道では“結び”といいます。
ここが「「は」の字の場合は、左払いと右払いがつながって出来た結び。
対して「ほ」の字の場合、縦画と点ふたつがつながって出来た結び。

活字では結びはみんな同じ形ですが、手書きで特に筆で書く時は元の漢字を意識して、
 「は」は最終画をちょっと右下に向けて書き、「ほ」は最終画を平ら気味に書くと、ぐんと形が良くなります。


 この最終画の違いがN・Yさん、とっても良く出来ています。




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永字八法

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「永」の字には楷書の基本運筆が8種類も含まれており、「永」の字を一生懸命練習すると字が上達すると
昔から言われています。昔と言ってもそれはそれは大昔なんと後漢の時代に遡ります。

1.側(そく)…点
2.勒(ろく)…横画
3.努(ど)…縦画
4.趯(てき)…はね
5.策(さく)…すくいあげ
6.掠(りゃく)…左払い
7.啄(たく)…短い左払い
8.磔(たく)…右払い

後漢の時代から現在に至るまで、書の初心者なら皆一度は練習するこの「永」の文字。
写真の「永」はK・Rさんが、9年前に入会し初めてのレッスンの際に清書した作品です。
本当に見事に8種類の運筆が出来ています。また天地左右の空き具合、半紙に対する文字の大きさ、
いわゆる章法(バランス)も素晴らしいですね。
K・Rさんは、今月ご家庭のご事情で東京を離れることになりました。
明るく、常にポジティブなK・Rさん、淋しくなってしまいます。
どうか新しい生活に慣れて余裕がでてきましたら、時折は筆を走らせて下さいね。
こんなに上手なのだから…



「寿」の草書体

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「寿」の草書体は、のし袋などで見たことはあっても、
実際に筆で書いたことのある方は案外少ないのではないでしょうか?

入会して4ヶ月の初心者のS・Mさんもはじめて書いたとのことでした。

まずは筆路(書き順)を覚えるだけでも大変だったことと思います。
しかしながら、何枚か書いていくうちに形も整い力強い線になってきました。

本番は色紙に「仁寿」と書く予定、この調子!




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リニューアル

本日、10年ぶりに書道教室 金の筆銀の筆のホームページをリニューアルしました。
これからもどうぞよろしくお願いします。