はじめての手紙文
今回の作品はグループクラスのI・Kさんが書いた手紙文。
毛筆で便箋に書くのは、はじめてとのこと。
小筆は大筆に比べて易しいと思っている方も多いようだが、なんのなんの実はとっても難しい。
一文字一文字をきれいに書くのはもちろんだが、その他に漢字と平仮名の文字の大きさのバランスや墨継ぎのタイミング、各文字の中心を揃えて一直線になるように等々、注意しなければならないことが盛り沢山。
そして何より読みやすくなければならないので、どこで行を変えるのかも考えなくてはならない。
I・Kさん、初めての手紙文、息をしているのかな?と思うほど集中して、上手に仕上げてくれました。
特に良かったのは、字間を詰めて行間を広めにして書いたところ。仕上がりがすっきりとして明るく読みやすい。また文字も丁寧で好印象。
あとは、書き込んで慣れてくればしめたもの!徐々に硬さが取れていくはず。
« 蚕頭燕尾(さんとうえんび) | トップページ | 初回レッスン「月」 »
「書道」カテゴリの記事
- 太い線細い線(2023.03.12)
- 半紙四字書(2022.12.19)
- あけましておめでとうございます(2022.01.05)
- 真っ赤な薔薇(2021.06.29)
- 基礎力(2021.06.29)
コメント